悪口を言われると運気が上がる理由
「悪口を言われると運気が上がる」と言われる理由は2つあります。
ひとつめは、「自分がステップアップしようとしているときに他人が妬んでいるときだから」。
もうひとつは「悪口を言っている本人の運気が下がっていくから」。
まずはひとつめの理由から説明していきますね。
悪口をいう人は自分のコンプレックスが大きい
なぜ人が悪口を言うのかというと、「相手を下げることで自分が優位に立ちたい」という心理からきています。
特に自分のコンプレックスが大きい人に多い傾向なんですね。
相手の評価を下げることでしか自分に自信をもてないという心理状態です。
つまり、そんな人にとって「自分より素敵になろうとしている人」をみるのは心底嫌なもの。
でもそうした自分の気持ちを認めることができないので、相手の悪口を言って相手を下げることでしか自分のメンタルをたもつことができないのです。
そういった理由から、悪口の対象となっている人は人生のステップアップを迎えているときだったり、素敵な人生を歩んでいる人ということになります。
そこから「悪口を言われると運気が上がる」と言われているんですね。
いつも悪口を言っている人はストレスホルモンが多量に分泌されている
もうひとつの理由としては、悪口を言っているときというのはストレスホルモンである「コルチゾール」というホルモンが分泌されているということが研究でわかっています。
悪口をいうと快楽などを感じる「ドーパミン」も一緒に出ているので本人は悪口をいうことで「楽しい」と感じているのですが、実際には同時に大きなストレスを感じているということです。
ドーパミンというのは、一度放出されると「もっと刺激を感じたい」という依存症をもった成分なので、悪口がどんどんエスカレートしていくとともにストレスホルモンも増大していくという悪循環に陥ります。
買い物依存症などと似たような原理ですね。
ですが、ストレスを多量に感じているため、どんどん心身ともに不調に陥っていくわけです。
また、誰かの悪口を言っている人を見ると、「この人は私のいないところでは私の悪口を言っているんだろう」と想像できるので、その人のことを信頼できなくなったりしてだんだん距離を置きたくなりますよね。
そうやってその人は人からも運から見放されてしまうのです。
そうなると、「悪口を言っている本人の運気が下がる」→「悪口を言われている人の運気が相対的に上がる」と考えることができるのです。
科学的にも、悪口は言った本人が不幸になるものなのですね。
悪口を言われることをスピリチュアル的にどう考える?
スピリチュアルの世界では「カルマの法則」というものがあります。
これは日本の四字熟語の「因果応報」とよく似た考えで、「良い行いを積み重ねていくと将来自分に返ってくる」というものなんですね。
これはマイナスな意味でも同様で、悪い行いを重ねていけばいつかそれらは自分へ跳ね返すだろうという意味です。
悪口ばかり言っている人には必ずそれ相応の報いが訪れるということの暗示ですね。
では悪口を言われる側はスピリチュアル的にどう考えたらいいのかというと、上でも書いたように、悪口を言われる=魅力的な人である(または魅力的な人へ近づいている)と考えることができます。
そのため、悪口を言っている人にはカルマの法則が働き、言われている人は運気が上がっていくと考えることができるんですね。
悪口を言われる夢を見たときの夢診断!
ここでは現実に悪口を言われたときではなく、夢の中で悪口を言われたときの心理状態についてご紹介します。
彼氏・彼女・元彼・好きな人など異性から悪口を言われる夢
夢の状況によって意味が異なってきますが、「異性から悪口を言われる夢」というのは基本的には「吉夢」と考えられています。
悪い暗示と思いがちですが、必ずしもそうではないんですね!
学びや仕事が好調に進むサインなので前向きにとらえましょう!
家族でも友達でもない人から悪口を言われる夢
誰だかわからない人から悪口を言われる夢は、「自分に自信がもてない」ことをさしています。
他人の目を気にしすぎてストレスを感じているのかも。
他人と比べて自分が劣っているのかと気になっている暗示なのかもしれません。せっかくなので自分磨きに力を入れるのもいいですね!
悪口を言われたときの受け流し方
悪口は言っている人の運気を下げるもの、というのは頭で理解できたとしても、自分の悪口を言われてまったく気にしないでいられるかといったらそうもいかないですよね。
実際、私自身も自分の悪口を言っているのを聞いてしまったときは傷つくし、その後どんな顔をしていいかもわからず、人間って怖いなー。。と、しばらく気分が落ち込む経験をしたことがあります。
そこで対処法として悪口を言われたら「犬が吠えてる」と思えばいい、という方法があります。
道端で犬に吠えられたら「自分が何かしちゃったのかな」とクヨクヨ考えることはない、という理由からそんなアドバイスがされることがあるんですね。
ですが、正直私は無理だと思っています!
だって、道端でたまたま遭遇した犬と、学校や会社で毎日顔を合わせなくてはいけない相手では距離感が違いすぎないか?と思うのです。
吠える犬だったら会わないように道を変えることができますが、学校や職場はそう簡単には変えることはできません。
そこで、次の章では「悪口を言われたときに読みたい名言3選」をご紹介します!
これを読めばきっと悪口を言われたときの心の受け流し方を身につけられますよ!
悪口を言われても気にしない名言!
「悪口は言われる方が主役」寺山修司(劇作家)
悪口の中においては、常に言われている方が主役であり、言っている方が脇役であるという宿命がある。
引用元:『家出のすすめ』寺山修司
これは名作アニメなどを見ても明らかです。
『シンデレラ』は意地悪な義姉たちから悪口を言われていましたよね。
いつだって悪口を言っているのは魅力のない脇役たち。
悪口を言われる方が主役なんですよね。
劇作家ならではの発想です。
「悪口を言う人=他に言うことがない人」ヴォルテール(哲学者)
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
https://iyashitour.com/archives/48799
これ、悪口を言っている人に当てはめてみるとその人がとても哀れに感じてきちゃいます。
自分が落ち込むより、なんだかかわいそうな人だな。。と同情すらしてしまいますね。笑
「悪口を言われることは幸運の証」瀬戸内寂聴(小説家・尼僧)
女性でもね、男性でもね、自分が幸運な時ね、運が向いている時はね、必ず悪口を言われるの。悪口を言われるということはね、悪口を言いたくなるほどね、その人が幸運なのよね。
https://www.j-cast.com/2018/04/03325260.html?p=all
悪口を言われる=悪口を言っている人からすると気になって仕方がない人と考えることができますね。
悪口を言ってくる人がいたら、「好きな子に意地悪しちゃう少年のようだな」と内心でほくそ笑んでいればOKじゃないでしょうか。
偉人の言葉を聞くことで、悪口を言われたら勝ちだ!とすら思えるようになってきますよね。
まとめ
悪口は言われると気持ちの良いものではありませんが、考え方によってはプラスととらえることもできます!
悪口を言われたことが忘れられない。。とトラウマになりそうなときは、「悪口は言われた方が勝ち」と覚えておきましょう!
あまり気にしすぎないでくださいね!
また、「自分だけは人の悪口なんて言わない」と思っていても、うっかり口をすべらせて悪口ととらえられてしまうこともあります。
そういった噂はどこからもれるかわからないものです。
自分も含めて「悪口を言わない人はいない」くらいに思っておいた方がいいかもしれませんね。
なにせよ、人から言われた悪口は「褒め言葉」「むしろ嬉しいこと」と、ポジティブに考えて乗り越えましょうね☆
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