最近話題の、「スーパー大麦バーリーマックス」。
通常の大麦よりダントツに多く含まれている食物繊維が特徴の穀物です。
食生活の中で食物繊維を積極的に摂っていると言われている、オーストラリアが10年かけて開発した新種のスーパーフードなんですね。
バーリーマックスのおすすめの食べ方は、白米と一緒に炊いて食べる方法と、お鍋やレンジで茹でてから色々な料理に混ぜて食べる方法があります。
この記事では、スーパー大麦バーリーマックスのおすすめレシピや、乾燥タイプとフレークタイプの比較などについてご紹介していきたいと思います。
バーリーマックスの食べ方
気になるバーリーマックスの食べ方ですが、冒頭でもご紹介したとおり、白米と一緒に炊いて食べる方法と、茹でたバーリーマックスを料理に混ぜて食べる方法があります。
炊き方
まずご紹介するのは白米と炊く方法です。
白米を普通に炊くように洗って、分量通りの水を炊飯釜にスタンバイします。
そこに好みの量のバーリーマックスと水を1:2の割合で投入して、軽くかき混ぜてから炊飯器のスイッチを入れて普通に炊きます。
炊き上がったら変色などを防ぐために保温はオフにするのがおすすめなんですね。
まずは少なめから挑戦し、バーリーマックスをたっぷり摂りたいときは白米に対して1/4ほどの量を入れて食べると食物繊維がたっぷり摂れますよ!
ゆで方
鍋
たっぷりのお湯を沸騰させてからバーリーマックスを入れ、20分前後茹でます。
茹でたらザルにあげて、うどんなどを茹でたときのようにぬめりをしっかり取ります。
レンジ
バーリーマックス30gに対して水60ccくらい(1:2の割合)を耐熱皿に入れて、ラップをふわっとかけます。
500ワットのレンジで15分ほど熱し、水気がなくなったら完成です。
硬さや茹で具合はお好みに合わせて調整することもできますよ。
おすすめレシピ
スープに入れる
一人前のスープに大さじ1くらいの茹でたバーリーマックスを入れます。
鶏ガラベースやトマトスープなども合いますし、お味噌汁に入れるのもおすすめです。
納豆に混ぜる
よく混ぜた納豆に、茹でたバーリーマックスを小さじ1ほど入れて混ぜます。
納豆のネバネバにバーリーマックスのプチプチが加わって楽しい食感になりますよ。
ロールキャベツ
合い挽き肉200gに対し、茹でたバーリーマックスを20g加えて作ります。
さりげなく腸活ができてしまうおすすめの一品です。
チーズオムレツ
たまご3個に、茹でたバーリーマックス100g、ピザ用チーズ100gとお好みの調味料を混ぜて作ります。
タンパク質と食物繊維がたっぷり摂れて朝食にもぴったりですね
麻婆豆腐
合い挽き肉150g、絹ごし豆腐150gに対し、バーリーマックスを20g加えて作ります。
肉の割合を減らし、豆腐を増やせばよりダイエット効果が期待できるレシピです。
スーパー大麦バーリーマックスの効果とカロリー
スーパー大麦バーリーマックス(乾燥した状態)のカロリーは100gあたり338kcalです。
実は、炊く前の白米100gあたりのカロリーが342kcalと言われているので、白米とバーリーマックスのカロリーだけを比較するとほとんど変わらないと言えます。
ではバーリーマックスがなぜおすすめされているのかというと、腸内フローラが改善するという効果が期待されているからなんです。
「フルクタン」「β-グルカン」「レジスタントスターチ」という3つの食物繊維が含まれていて、これが腸内フローラを整えるためのサポートをしてくれると言われているんですね。
オーストラリア人は食物繊維を多く摂取すると言われているのですが、そのオーストラリア人でさえも普段の食生活で十分な食物繊維が摂取できていないということが研究から判明しました。
その不足分を補うために10年かけて開発されたのがバーリーマックスなんです。
通常の大麦と比較すると、バーリーマックスに含まれる食物繊維は2〜4倍にも及ぶことから、腸内環境を整える効果があると考えられているんですね。
バーリーマックスを毎日適正に摂取すると「痩せ菌」と言われる腸内細菌が増やせるという研究結果があり、この腸内細菌が注目されているんです。
食べ過ぎるとどうなるか
バーリーマックスのカロリーが白米とさほど変わらないと紹介しました。
そのため、カロリーの点で言えば、バーリーマックスを食べ過ぎるとカロリーがオーバーしてしまうので体重増加につながることも考えられます。
バーリーマックスの一日の適正摂取量は12gと言われています。
これ以上の量を食べ過ぎてしまうと、「血糖値スパイク」という血糖値の急激な上昇や下降を引き起こしてしまう恐れがあるので食べ過ぎないようにしてくださいね!
乾燥とフレークはどっちがおすすめ?
バーリーマックスには乾燥して売られているタイプとフレークタイプがあります。
さらに、乾燥タイプを茹でた状態で売られているものもあります。
どれがいいかというと、結論としては好みによるというのが一番大きいかもしれません。
茹でた状態で売られているものとフレークタイプのものは、どちらも食べたいときにすぐに食べられるというのが最大のメリットです。
茹でたバーリーマックスはプチプチとした食感、フレークはザクザクと軽い食感なので、プチプチはスープなどの汁物に、フレークはサラダなどにふりかけて食べるといった使い分けもおすすめです。
価格の面でいうと、一概には言えませんが、1,000円あたりのg数はフレークタイプが180g、茹でタイプが220g、乾燥タイプが300gというのが相場です。
コスト面でいえば一番お得になるのは乾燥タイプ。
食感で選ぶか、価格で選ぶか、お好みで選んでみるのがいいと思います。
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まとめ
・バーリーマックスのおすすめの食べ方は白米と炊くか茹でて料理に混ぜる
・カロリーは意外と高いので食べ過ぎには要注意
・費用でいえば乾燥タイプが一番お得
オーストラリアでおすすめのバーリーマックス、毎日の食事に取り入れてみてくださいね。
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