石阪京子さんの「奇跡の3日片付け」をやってみた記録を紹介しています。
キッチンの全出しと、ビフォーアフターなど。
モノを厳選するためのポイントなども(本のネタバレギリギリくらいに)ご紹介しています。
キッチンのビフォー
振り返ってみると、片付け前のいい写真が全然ありませんでしたが。。
いくつか撮っておいたものを載せてみます!
これは我が家のキッチンの入り口から見た図。
目に悪いんでモノクロにしておきました。笑
ストックの食品を、棚に布製のボックスを入れてそこに収納していたんですが、ボックスが変形してしまうくらい溢れているのがわかりますよね。
床には、祖母が趣味でたくさん編んでくれる掃除用の毛糸のスポンジみたいなモノがビニール袋いっぱいに詰め込まれて放置されています。
祖母は「キッチンやお風呂場のお掃除に使ってね☆」と、どんどん編んでくれるのですが、片付けも掃除も嫌いな私は全然使っていなくて溜まる一方という。。笑
あと、写真中央あたりに写っているのはファイルボックス4つ。
ここにはビニール袋やラップ、紙袋なんかをがさっと入れているのですが、袋類はどんどん溢れていくのでこれもなんとかしなきゃな。。という感じでした。
キッチンのモノを全出ししてみた
石阪さんのメソッド的にはキッチンの片付けに着手するのは2日目でしたが、私はクローゼットの片付けに時間を要してしまったので、片付けを始めてからかれこれ2週間後にようやく開始することができました。
とにかく石阪さんメソッドは「全出し」が基本!
キッチン・リビングに続いている和室に、何も考えずに全てを出し切っていきました。
気が遠くなってぼーっと立ちすくんでしまうほどしんどい作業でした。
これでもたぶんモノ自体はそんなに多くないほうだと思います。
食品の賞味期限にも気をつけていたつもりだけど、「ちょっとこれ食べたいな」と気分で買った食品は、存在を忘れて期限切れになってしまったものもかなり出てきましたね。。
食べ物を無駄にしてしまうことが一番心苦しいことなので、これを機に食品の期限管理は気を引き締めてやろうと思いました。( ; ; )
片付けている時に友人から元気ー?とLINEがきたので、「今こんな状態になってる!」と面白半分に写真を送っちゃいました。笑
「うちもいらないものだらけだろうから片付けやんないとなー」と言っていたので、片付けの連鎖ができたかもしれないです。
私は料理が好きじゃないこともあり、調理器具や食器は最低限しか持ってないんですが、それでも「これは他のものでも代用できるから手放そう」と思えるものがちらほら出てきましたね。
最近、身内の引っ越しを手伝ったのですが、その家ではお鍋だけでも大量に出てきて、いくつかに絞ってもいいのでは?と思ったのですが、「これはお味噌汁を作るのにちょうどいいし、これはゆで卵にするときぴったりだし。。」と、お鍋が一つに対して一役しか与えられていなかったんですよね。
だから○○専用のお鍋っていうものがたくさん詰め込まれていて。
石阪さんの、モノを厳選する時のアドバイスには「何かで代用できるものは処分する」というものでした。
毎日大家族のごはんを作るとかいうわけではないなら、一度の食事でお鍋って多くても3つくらいまでしか使わないんじゃないでしょうか?
できるだけ1つのものに幅広い役割を与えることでモノを少なくすることができるんですね。
キッチンを全出しして厳選→使うものを収納に納めるという作業は丸一日かかってしまいました。
日が暮れるまでずっとモノと向き合って本当にぐったり。。
何度も途中で投げ出したくなってしまいました。(T ^ T)
でも、キッチンのモノを全出しした和室は、私が娘と一緒に寝ている部屋でもあるんで、なんとしても片付けないと寝ることができないというプレッシャー!
この日はさすがにごはんを作ることができなかったのでデリバリーを頼んじゃいました。(申し訳ないなと思う私をよそに、家族は普通に喜ぶという。。)
片付けていると汚れもたくさん目にするので掃除もしなくてはならないし、一人で作業して丸一日かかったけどそれでも頑張ったほうなのでは?!と自分で自分を褒めてあげています。
モノを捨てる判断が鈍ってきた時は、もう一度石阪さんの本を読んで、自分の中で揺らぎ始めたものをまた立て直してもらう気持ちで進めていきました。
キッチンのビフォーアフター
丸一日がかりでどうにか片付けられたキッチン。
私がキッチンを片付けたいと思った最大の理由は「子供」です。
「子供たちと料理を楽しめるキッチンにしたい」
「子供たちが自分でパンを焼いたりできるようにしたい」
今まではキッチンはごちゃごちゃで「今危ないから入んないで!」と制することも多かったのですが、本当は「一緒にお料理したい!」と言われたら「いいよ☆」って言ってあげたいんですよね。
でも今までのキッチンだと、モノの出し入れもスムーズにできないし、高い位置に置いた炊飯器やトースターは子供たちが踏み台を使っても届かないからお手伝いを頼むのもちょっと危なくて。。
というか、炊飯器は160センチの私でもごはんをよそう時に釜の中身が見えない位置だったので私自身も不便は感じていたんですね。
そこで、今まで炊飯器とトースターを置いていた棚を撤去し、3段のカラーボックスに載せることにしました。
これで、身長120センチ程度の子供でも炊飯器やトースターの中が見れるようになりました。
キッチンの入り口の邪魔になる場所に置いてあったカラーボックスを移動したことで出入りもスムーズに。
収納力は落ちたけど、棚の高さがなくなったことで地震の際にもモノが落ちてこないだろうし、今までよりはちょっと安全になったんじゃないかなーと思います。
ちなみに冷蔵庫は背の高い夫に頼んで耐震補強をしてもらいました!
賃貸だと取り外しのできるグッズが大助かりですね。
まとめ
今までは「キッチンを片付けよう」となったら、一番下の引き出しだけ、とか、食品の整理をしようといった部分的な片付けしかしていませんでした。
でも今回石阪さんのメソッドに倣って、「全出し」したことでキッチンは厳選した「必要なもの」だけになったし、狭い視野でみるのではなくて「全体」を見れるようになったのが良かったなーと思います。
まだまだ収納方法の改善など課題はあるんですが、「無駄なもののために収納グッズ」を買うのではなく、「本当に必要なもの」のために買うんだと思えるので買い物も苦じゃないですね。
あと、石阪さんの本から学べたことの中で、食材の取り扱いについても触れていました。
それが私には本当に役に立ちました!
今まで「まとめ買い」って、野菜の下茹でなんかをしてから保存しないとダメだと思い込んでいたんですが、「火を通す野菜ならジャガイモ以外は全部カット→冷凍でなんとかなる!」という教えが衝撃的でした。
食材の下処理をしてから冷凍するのが面倒で、最初からカットされた冷凍野菜を買ってしまうことが多かったのですが、「なんだ、切るだけで冷凍しちゃっていいんだ」と目から鱗で、本を読んでからは野菜を買ってきたら調理するときにその日使わない分も全部まとめて切ってフリーザーバッグに入れてしまうようにしました。
これ本当に便利です!
包丁を使うのすら面倒だった私ですが、キッチンを片付けてピカピカに磨いたことで料理がしたいと思えるようになったんですね。
冷凍のカット野菜を買うより、自分でカットして冷凍したほうがお得なので家計にも優しくなりました。
ちょっぴり勇気いるしとてもめんどくさいことだけど、
「家をまるごと」
「全部出す」
これ本当におすすめです!
もう二度と片付けをしなくて済むように、一度思い切って取り組んでみるって本当に大事だなーと思いました!
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