ベランダを網で囲う方法などをご紹介!
簡単な取り付け方や、ホームセンター・100〜1000均などで購入できる便利グッズについても載せています。
また、気になる「賃貸でも設置できるかどうか」ですが、結論としては
賃貸でできる方法もあります!
ただし、必ず管理会社などに確認してくださいね。
この記事では
・ベランダを網で囲う方法
・網で囲うことのメリット・デメリット
・猫よけ、鳩よけ、虫除けの効果について
・賃貸でも設置できるかどうか(撤去方法)
こちらをご紹介していきたいと思います。
ベランダを網で囲う方法
ベランダを網(ネット)で囲う方法にはいくつかやり方があります。
・突っ張り棒を使う
・ベランダの壁に杭を打ち込む
・フックを取りつける
ここでは比較的簡単な「フックを取りつける」という方法をご紹介しています。
まず、フックを取りつける場合は、ボンドやスッポンフックなどを使用します。
※使うアイテムに関しては下で紹介しています。
その際、完全にフックが固定されるまで丸一日置いておかなければいけないので、日数には余裕を持っておくようにしてくださ。
【使うもの】
・長さを測るもの(メジャーなど)
・ライター
・スッポンフック
・ネット(防虫・鳥よけなど用途にあったもの)
・レンガなどの重し
・ハサミ
・脚立
など
【設置方法】
①スッポンフックをベランダの天井部分に固定する(ライターを使う)
→隙間を作らないために10センチおきくらいに設置
※完全に固定されるまで丸一日ほどおく
②設置したいスペースの長さを測る
→ネットを設置したい場所の長さ+余裕を持たせてカットする
③隙間を作らないようにネットをフックに渡らせていく
→横にも隙間がある場合はそこも張り巡らせるようにする
④ベランダの床部分は余裕を持たせて余らせた分をレンガなどの重しで固定する
メリット
・ベランダでバーベキューなども安心してできる
・カメムシやハチなどの危険から守れる
・プライバシーの確保になる
・防犯対策になる
・転落防止に役立つ
・夏は日除けになる
サンシェードを張り巡らせると日除けにもなりますね。
また、ベランダは洗濯物を干す場所なので、網目が小さいネットなら洗濯物に虫が付着して家の中に侵入するのを防いでくれます。
特に夏場はカメムシなどの対策として有効ですね。
プライバシーの確保に関しては、ベランダの向かいのマンションへの目隠しという意味でも使えます。
デメリット
・完全に柵の部分をネットで固定すると布団を干せなくなる
・外の景色が見えづらくなる
・外観が悪くなる
・風の強い日は飛ばされてしまう危険もある
柵部分をネットで完全に覆って固定してしまうと、布団干しなどができなくなるというデメリットも。
また、選ぶネットによっては見た目への影響もあります。
一番目立ちにくい色は黒なので、少しでも見た目を良くしたい場合は黒のネットを選ぶといいですね。
猫よけ・鳥よけ・虫除けに効果ある?
ネットでベランダを囲うことで、猫よけ、鳥よけ(鳩よけ)、虫除けに効果を発揮します。
それだけでなく、自宅で猫などを買っている場合は、猫脱走防止としての役割も担ってくれるんですね。
ただ、猫よけや鳩よけとしてのネットと、虫除けの目的ではネットの選び方が重要となってきます。
猫や鳥の場合は比較的大きめの網目(鳥や猫の頭が入らない大きさ)で問題ないのですが、カメムシなどの2〜3センチの大きさのものに対しての対策であればネットの網目はできるだけ小さいものを選ぶ必要がありますね。
また、うまく設置したと思っても、思わぬところに隙間が開いているとそこから侵入してくることも考えられるので、完全に侵入を防ぐというのは難しいかもしれません。
おすすめグッズ(ホームセンター・100均)
ベランダを網で囲うためのグッズはニトリやカインズ、コーナンなどのホームセンターでも買うことができますし、防虫ネットならダイソーなどの100均でも購入できます。
また、楽天などのネットショップでも購入可能です。
スッポンフック
ベランダねっと
サンシェード
用途に合わせて使い分けでくださいね!
賃貸でも取り付けていい?
賃貸だと特に気になるポイントは「壁などを傷つけないか?」「撤去は簡単か?」というところですよね。
まずは大家さんや管理会社に確認をとりましょう。
やってもいい方法とダメな方法、使ってもいい道具などは確認してから取りかかることで後々のトラブルを防ぐことができます。
ネットを取りつけるために使用するスッポンフックは、ホットメルト式という方法を使って取りつけます。
ホットメルト式というのは、接着面にあらかじめついている接着剤を熱で溶かして取りつける方法です。
つまり、取り外すときにも接着剤をあたためることで剥がすことができます。
フックを取り外す方法
使うアイテムはこちら。
・ドライヤー(延長コード)
・スクレーパー(なければ下敷きのようなもの)
①まずはフックをドライヤーであたためます。
接着剤の種類にもよりますが、60度くらいから溶け始めるものもあります。
100度まで温度が必要な場合もあるので根気よくあたためてください。
②接着剤が溶けてきたら壁とフックの間にスクレーパーを入れ込み、接着剤ごとゆっくりと剥がします。
③接着剤が完全にとりきれない場合は、種類にもよりますがシール剥がしなどを使ってきれいにすることもできます。
この方法なら、比較的きれいに取り外すことができます。
ですが、取りつける壁の劣化状態や材質などによっては破損などの恐れもあるので、必ず管理会社等に確認してから実施してくださいね。
ネットの設置は業者に頼むべきか
普段からDIYなどをよくする人であれば、ベランダにネットを設置するのも口ではないかもしれません。
ですが、天井の高い場所にフックを取りつける作業は、マンションなどの集合住宅であれば高層階などは危険がともないますよね。
ベランダで脚立を持ち出して使用するのは危ないことでもあるので、業者に頼むというのも一つの手です。
「鳩よけ」として作業を請負っている業者があるのでそこへ相談するものいいと思います。
ただし、予算は安くても10,000円はみておいたほうがいいでしょう。
条件によっては30,000円や、100,000円とかなりの高額な金額になることもあるので、しっかり見積もりをとって確認してみてください。
まとめ
・ベランダを網で囲うのはスッポンフックなどがおすすめ
・しっかり囲うことで猫よけ、鳩よけ、虫除けに効果あり
・賃貸でも設置可能
春、夏には虫が多く飛ぶので早めの対策を心がけたいですね!
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